「…ハハ」


馬鹿な私自身を笑ってしまう。


ソウキ達は…こんな私を助けに来てくれるだろうか。


勝手な事をしたこの私を、必ず助けに来てくれるという自信なんて今の私には…ない。



「……」


流れる血がいつの間にか止まっていた。


頬の傷がもう固まってしまったんだ。


…どれだけ時間が経ったんだろ?