「何でって…最近ここら辺で“鬼神”(キジン)が動いてる。お前はソウキさんの女だから狙われやすい」



「…キジン…?」



「…そんな事も知らないのか?鬼神は黒龍と敵対してるチームの名前だ」



「ふーん」



「俺がついて行ってやろうか?」



「いいって。大丈夫だよ?コンビニすぐそこだし」


大袈裟だな…


別に誰も私なんて襲わないって。



―…そう思っていた。