「とにかく、あんまり二人で外に出る機会ねぇからな。今日は俺が一緒に遊んでやる」



停まったゲームセンターの前で、奏は自信満々に笑った。








「奏!手加減してよ!」



「馬鹿言え!俺は手加減しねぇよ」