その次の日の朝、ソウキはちゃんとバイクで送ってくれた。



初めて乗るソウキの後ろでドキドキしたけど、嬉しかった。



そして…



「ナナちゃんって、ソウキさんの彼女なの?」



改めてこの男の凄さを知った。



「彼女なの?」


学校に来てすぐに話かけて来た数人の女子。


…名前も知らない。