気にし過ぎている私とは裏腹に、余りにも平気な顔でいるソウキに少し腹が立った。 栞さんがいるのに… ソウキの考えている事はよくわからない… ---------------------------- 「何怒ってんだよ」 その夜、不機嫌な私に気づいたのか、ソウキが聞いてくる。 「…こっち半分には入ってこないで」 「なんでだ?」 「は?またヤラシイ事するんでしょ」