竜也に浮気疑惑が発覚した。

あるプロフで見つけてしまった。


竜也が目指す大学の先輩…

もしかしたら竜也は

この人に会いに行くために

この大学を受けようとしているの?


でもプロフには

確かにこう書かれていた。


「〇〇、俺必ず合格するから

待っててね。大好きだよ。」


嘘でしょ…。


竜也は私のことなんか

見てなかったんじゃん。

私を抱いてるときも…

この人のことを思ってるんでしょ?


ショックだった。


まだ本人に問い詰めた

わけじゃないから真実はわからない。

でもやっぱり聞くのは怖い。

本当のことを知るのが怖い。

でも知りたい…。


私はしばらく様子を見ることにした。

嘘であってほしかった。


その先輩…

全然可愛くなかった。

正直私の方が勝ってる。


なのにどうして竜也は…

あっそうか…。

竜也はB専だから…

だからあの女の方が可愛いんだ。


どんなに周りが可愛くないって

言ったとしても

竜也が可愛いと思ったら

その人は可愛くなるんだ…。


刑事みたいなことしてる自分が

なぜだかおかしくて笑えた。