竜也が泣いた。

滅多に泣かない竜也が…。



私はようやく

事の重大さに気づいた。

もう…遅いのかな?



私が中途半端なままだから

竜也を不安にさせちゃって

流さなくていい涙なんか

流させてしまった…


もうダメだ。こんなんじゃ。

私は竜也を好きになるって

決めたじゃん。


いつまでも、過去の男を

引きずってんじゃねーよ!


自分に勝を入れた☆



竜也に謝りたい。

もう許して
もらえないかもしれないけど

私は、竜也と別れたくない。


竜也…逢いたいよ。


その夜私は

一人静かに涙を流した。