光~HIKARI~

無性に腹が立った。

「奏は遊びにもいかないで。家の事してるのに!!!」


泣きじゃくる奏。そして、奏を襲う息苦しさ。

「奏ちゃんは、ママのこと悪く言いすぎだし、遊んだって関係ないじゃん!!!」

「いいかげんにして!!!」

その後、茜をひっぱたいていた。

「お前なんて、いなければいい。」

そう、茜は言って、自室に逃げていった。


力が抜けていくのがわかった。
そして、息苦しさは増す。

その、異変に気づいたのは、パパだった。

「病院にいっておいで。今日はもうゆっくり休みなさい。」


それだけ言って、茜のところに向かった。



パパ・・・奏は困らせてばかりいるのかな??
ごめんなさい・・・







朝、奏が起きると、誰もいなかった。
パパからの置手紙があった。