この時期、奏は明らかにタバコの本数は増え続けていた。 ♪~ 「あ、茜から」 「なんだって??」 「今日は、萌とご飯食べて帰るって・・・遅くなるみたい」 「そうか・・・」 一人、部屋に戻ると、涙がこみ上げていた。 そして、息苦しさが奏を襲う。 苦しい・・・助けて・・・ 落ち着いてきたころ、喉が渇いて仕方ない。 奏はリビングに向かった。 「ただいま」 少し酔っ払っている茜と、萌が帰宅した。