gangな恋



攻めてくる奴らに、私も必死で応戦した。




夢中になって殴り返してたから、あと何人残ってるのか気にも留めてなかった―――




『はぁ…はぁ…まじでお前等……潰してやるよ』




そう言って、私は周りを見渡した。




気づけば残ってるのは後三人………




青ざめた顔でこちらを見ている。




『女一人にこのザマかよ…。まぁいい、お前等……三人まとめてかかって来いやぁ!!!』




この言葉が三人に火をつけたのか、目の色を変えて私に向かってきた。




私も負けるつもりなんてないわけで




『一人だからってナメんじゃねー!!』




思い切り殴った―――