gangな恋



怖くて


怖くて……


怖くてたまらなかった。




【集中治療室】


そう書かれたドアの前で立ち尽くす。




「凜……」


「…夏帆。…すげぇ…こえーよ……」




私の手に触れた夏帆の手も、小さく震えていた。


私だけじゃない…みんな怖くてたまらなかった。



そんな時――



「「亜由美!!」」




慌ただしく、二人の女性と一人の男性が走ってきた。






「……おじさん…おばさん……」




亜由美の両親とお祖母さんだった。