「あんたを潰そうと計画して、そうはいかなかったけど………今思えば面白かったわ…あの時の焦った顔。リン…あんたのね」 「………」 ヤメロ 「“あの子”は元気なの?…クス、そっかぁ…あんたに見捨てられたんだっけ?」 「………」 ヤメロ 蘇ってくる、あの日の―― ―――『リンっ危ない!!』 あの時の―― ―――『っ!アユミ!!!!』 私の為に傷付いた仲間の顔が。 「名前は……何だったかしら…。そう、確か―――」 ヤメロ ヤメロ ヤメロ!! 「―――アユミ」