シャワー室を出て、和弥から渡されたジャージに袖を通した。 これ、和弥のジャージかな? 「ぶっかぶかじゃん」 もともとそんなに背ぇ高くないのに、鏡に映った自分は余計に小さく見えた。 あ、和弥もずぶ濡れだったよな。 あいつも早くシャワー浴びねーとっ! 「お、出たか」 「ぅわっ!びっくりしたー…」 脱衣所を出てすぐの所に和弥はいた。 「んなトコいたんかよ……てか和弥も早くシャワー浴びてっ!」 「…ああ…、そこ曲がったら俺の部屋だから」