「もし宜しければ 占ってさしあげましょうか?」 普段の俺なら 占いは信じてないんで… と言って 流しているだろうけど 気の迷いというやつだ。 「…いくらで?」 「100Gです」 ニッコリと笑いながら 言う。 「………お願いしよう」 今の俺の全財産55000G 550回占えるではないか? そんな事を思いながら 占いをすることに決めた。 「ではここではなんですので向かいにある小屋に入りましょう。」 ギルは言われるままに 女の人について行った。