「赤坂さんには、竹林君と一緒に営業回りに行ってもらいます」
俺がその部署を訪ねると、つららさんの姿が見えた。
「なんでですか?私はオペレーターなんですよ、営業回りなんて必要無いと思います。それに、竹林君は私のことを嫌っています。私もそんな人と一緒は嫌です」
女の子がつららさんに噛みついていた。
確かに、もっともな意見だな。
けれどつららさんは、そんな非難の声を一喝するように話し始める。
「必要なのよ」
その声は、美しく響いていた。
「竹林君は営業のプロよ、その交渉術には学ぶべきものがあるわ。赤坂さんは以前に、オペレーターとして自分にもっと出来ることがないかって相談してくれたわよね」
「彼から話術を盗みなさい。嫌いならそれでもいいの、でも、仕事の時は私情を挟まずよく観察して、きっと、嫌いの上に見えてくるものがあるから。貴方ならできるわ」
「でも・・・」
「これは上司命令よ。とりあえず3日間、一緒にまわってみて。もしも竹林君に嫌がらせを受けたなら、私に言いなさい。私が締め上げてあげるわ」
彼女は決意をしたようだった。
「わかりました、私は山下チーフを信じてやってみます」
俺がその部署を訪ねると、つららさんの姿が見えた。
「なんでですか?私はオペレーターなんですよ、営業回りなんて必要無いと思います。それに、竹林君は私のことを嫌っています。私もそんな人と一緒は嫌です」
女の子がつららさんに噛みついていた。
確かに、もっともな意見だな。
けれどつららさんは、そんな非難の声を一喝するように話し始める。
「必要なのよ」
その声は、美しく響いていた。
「竹林君は営業のプロよ、その交渉術には学ぶべきものがあるわ。赤坂さんは以前に、オペレーターとして自分にもっと出来ることがないかって相談してくれたわよね」
「彼から話術を盗みなさい。嫌いならそれでもいいの、でも、仕事の時は私情を挟まずよく観察して、きっと、嫌いの上に見えてくるものがあるから。貴方ならできるわ」
「でも・・・」
「これは上司命令よ。とりあえず3日間、一緒にまわってみて。もしも竹林君に嫌がらせを受けたなら、私に言いなさい。私が締め上げてあげるわ」
彼女は決意をしたようだった。
「わかりました、私は山下チーフを信じてやってみます」
