コイアイ〜幸せ〜

「聞いて、聞いて。やっと私にも彼氏が出来たの。」

いったいなんの報告会だ。


「ふ〜ん、どんな奴?」


とりあえず、興味を示してみるが、実際はあまり興味はない。


「裕司って言ってね、またこれがかっこよくて」


「あっそ、俺よりも?」


「もちろんです!一生懸命仕事をしているつららは可愛いねって!みんな、綺麗だー綺麗だーってお世辞を言うんだけどね、可愛いって言われたの初めてだったし。飲み会で知り合ったんだけどね、優しいし、気を使って健康グッズを買ってくれたんだよ!」


完全に浮かれているな。

興味はなかったが、次第に奥底から、ムカムカと腹が立ってくる。
ついつい、意地悪な質問をしても、きっと神様は許してくれるだろう。


「飲み会ってお前、働く姿見られてねぇだろ。しかも、彼氏がいながら俺と二人でメシって、・・・そいつ、知ってんのか?」


俺が彼氏だったら、そんな彼女は嫌だね。


「うっ、それはちょっと問題かも。今日のことはまだ言ってないの。・・・そうだよね、今後は止めたいと思いますっ!」


「じゃあ、俺とこうやって飲むのも止めるってことか」


二人で飲みに行った回数なんて、星の数だ。