コイアイ〜幸せ〜

「宗助ごめん、やっぱり私に行かせて」



宗助が、私を掴む力が強くなった。

宗助は、真っ直ぐに私を見つめている。


その姿に、ある思い出がフラッシュバッグした。




―――じゃあさ、俺と仕事、どっちが大切?





塞がれたと思っていた傷口が、ズルリと開く感触がした…。