コイアイ〜幸せ〜

かなり正解。
肌にピリリとくる泉質に、こじんまりとした露天風呂。
人が少ないっていうのも、ある意味魅力かもしれない。


いけないいけない、ゆったりし過ぎてのぼせてしまう。


私は、しっかり温泉を堪能してから宗助と待ち合わせている休憩所に向かった。

「お待たせ、ん〜、いいお湯だった」


そこにはすでに宗助がいて、フルーツ牛乳を片手にぐったりとしている。

宗助、まだまだ甘いわね。
ぐったりしないような入り方、教えてあげよう。


「つららお帰り。もしかして化粧してない?」


うっ、言われると思った。
いちよう眉毛は書いてますよ、リップくらいは使っていますから。

だって、温泉に入った後にいちいち化粧なんかできるかっ!


「あんまり見ないでよ、若くないの、普段化粧しないで出歩かないんだから」


宗助は、私にコーヒー牛乳を手渡すとにかっと笑いながら言った。


「いや、可愛いよ。ほてった肌とか、すげぇえろい。ますます惚れちまう」


思わず瓶を落としそうになった。


恋は盲目って言うけれど、宗助、目がやられてない?

とりあえず宗助の横に座って瓶の蓋を外して、コーヒー牛乳を飲む。

うん、おいし。