コイアイ〜幸せ〜

「早見チーフ、俺に何の用事でしょうか。まさか貴方に待ち伏せされるなんて思いもよりませんでしたよ」



「時間はとらせません。松本さん、少し、俺と話しをしてはくれませんか」



実は、かなり緊張していた。

ごちゃごちゃ考えていたんだが、いざ近くにきてみると、その存在感に圧倒される。


本当に悔しいが、男の俺から見てもカッコイイと感じてしまう。

顔やスタイルはもちろんのことだが、なによりも、その雰囲気だ。
軽々しく、イケメンとは言い難い。


身に纏うオーラっていうのか、女の子たちの言葉を借りるならエロフェロモンとか言うやつなのか。

男のスキルとしては、コイツの方が断然上なんだろうな。


駄目だ駄目だ、なにネガティブになっているんだよ。





つららさんの為、いや、俺の為か。

ここは、気をしっかり持って話しをしなきゃだな。



「面白そうですね、近くの公園にでもいきましょうか」


珍しい。
てっきり無視されるかと思っていたんだがな。


しかも公園ってチョイスがわからねぇ。


まぁ、こんな得体の知れない男と二人でメシとかは勘弁だしな。


変な所で気が合うもんだ。