コイアイ〜幸せ〜

「市田さんは、お酒弱いんだね」


それそれ、少しのアルコールでクタッてなっちゃう子って可愛くない?


「私も酔っちゃたかも・・・」


私も、わざとクタッとしてみる。


「うわっ、エロっぽいっすよ。好きになっちゃうからとめて下さい」


佐々木君は、顔を赤らめて横をむいてしまった。

う〜ん、目指すところは可愛いらしさなんだけどな。


「演技で無駄に誘惑するな」


宗助に怒られた。

誘惑しているつもりはないんだけど。
ただ、純粋に可愛らしさの追求をしてみただけなのに。



あ〜、仕事を忘れて、こんなふうに騒ぐのって久しぶり。

やっぱり楽しいな。


左手を支えに少し重心を傾けながら、リラックスした格好でお酒を飲む。
そうすると、右側にいる宗助と話しやすいんだ。



美味しいお酒と料理に、私は、完全に松本さんの存在を忘れていた。