コイアイ〜幸せ〜

「次は何をたのもうかなぁ」


フワフワした気持ちのまま、私はメニューを眺めていた。


「今日はピッチが早いんだな」


宗助は、私を心配してくれている。

今日はお酒に溺れる日に決定しているんだからね。
それに、安心して飲める人がいるとさ、羽目を外しても大丈夫って思えるんだよ。


「なんか、みんなで飲むのって久しぶりだし、宗助も居てくれるから安心」


「つららさんは自分のキャパ超えると寝ちまうからな、面倒みきれない。今日は道端に捨てとくからな」


「吐いて記憶を無くすよりいいでしょ、誰かさんみたいに」


「そりゃ昔の話だ。今は限度っつうのを知ってるから」


なんでそんなに偉そうなの。
私、何度も宗助の介抱をしたじゃない。しかもちゃんと部屋まで送ってあげたんだよ?
まぁ記憶が途切れていれば、そんなことも覚えてないか。
ちょっと羨ましい。


「私だって、知ってますよ〜だ」


「山下さん、お酒強いっすね」


「つららさんは飲み慣れてるからな」


なによそれ。
私だって、少しのお酒で酔ってみたいよ。


「酔っちゃたぁ」


美波ちゃんが、男性陣にむかってかがみこむ。

その仕草はとても可愛い。