コイアイ〜幸せ〜

とりあえず私は、空いている宗助の隣に陣取った。

何人かで飲むときは、宗助の隣ってことが多い。


なんか、安心するんだよね・・・。


すると、当然のように私の横に悪魔が腰をかけた。


空いている席ありますよ〜?
美波ちゃんの横とか?
新堂君の隣とか?


そんな、心の声なんて通じる訳なんて無く、ナチュラルに詰めさせられる。

恐るべし、長椅子タイプの座席。

私の向かい側には、美波ちゃんがいる。

アレッ?
美波ちゃん、少し大人っぽくなったかなぁ。


「お久しぶりです、松本さん」


「お久しぶりですね」



二人は、サラリと挨拶をかわしている。
が、それ以上の言葉を続けてはいない。


あっ、思い出したよ。
私、美波ちゃんが、松本さんの車に乗り込む所を目撃しているんだっけ。

二人のことはよくわからないけれど、うん、私も大人だ、そこらへんはそっとしておくのがマナーってもんだよね。


「俺たちは先に注文したのでどうぞ、飲み物を決めて下さい」


「ありがと」


新堂君からメニュー表を渡された。


さてさて、何を飲もうかな?
こうなったら、アルコールに溺れなきゃやっていけない!