私はただ、遠くから見ていただけだった。
だから、行動してみようと思ったんだ。
こんなことを思うのって、何年ぶりくらいになるのかな?
ここんとこ、好きになってくれる人とばかり付き合ってきたからね、本音をいえば・・・少し、怖い。
でも、動き出さないと何も始まらない気がしたんだ。
実は、前に一度だけ、松本さんの車に乗せてもらったことがある。
あれは、私が残業をしていると珍しくこの部署に松本さんが入ってきた時のことだ。
「誰かいないですか?」
好きな人の突然の訪問に、私はおもいっきり席を立ってしまった。
「は、はい。何か」
挙動不審な態度に、変な女と思われたに違いないよ。
「市田さん?そうですか、こんな時間まで残っていたんですね。ところで、先日の会議書のコピーを取りにきたんですが、今、出せそうですか?」
私は慌てて、ファイルの束から会議録のファイルを取り出して彼に渡した。
「こんな遅くに、どうしたんですか?」
「いや、電話中にメモ紙がなくなってしまってね、会議書の裏を使用したら、あとから山下さんにとても怒られてしまいましてね」
えっ?
あの松本さんが怒られた?
だから、行動してみようと思ったんだ。
こんなことを思うのって、何年ぶりくらいになるのかな?
ここんとこ、好きになってくれる人とばかり付き合ってきたからね、本音をいえば・・・少し、怖い。
でも、動き出さないと何も始まらない気がしたんだ。
実は、前に一度だけ、松本さんの車に乗せてもらったことがある。
あれは、私が残業をしていると珍しくこの部署に松本さんが入ってきた時のことだ。
「誰かいないですか?」
好きな人の突然の訪問に、私はおもいっきり席を立ってしまった。
「は、はい。何か」
挙動不審な態度に、変な女と思われたに違いないよ。
「市田さん?そうですか、こんな時間まで残っていたんですね。ところで、先日の会議書のコピーを取りにきたんですが、今、出せそうですか?」
私は慌てて、ファイルの束から会議録のファイルを取り出して彼に渡した。
「こんな遅くに、どうしたんですか?」
「いや、電話中にメモ紙がなくなってしまってね、会議書の裏を使用したら、あとから山下さんにとても怒られてしまいましてね」
えっ?
あの松本さんが怒られた?
