コイアイ〜幸せ〜

私は、宗助の足を止めさせた。


「つららさん、どうしたんだ?」


宗助は、苛立った声を出しながら、渋々と足を止める。


「尾田さん、今回のことはすべて、ボイスレコーダーに録音させて頂きました。私はこのことについて、おおやけにはしないつもりです、たぶん、松本も同じ考えでしょう。貴方のやり方は嫌いですが、否定はしません。」


「貴方のやり方で、ここまでの会社になったんですから。綺麗事だけでは出来ないこともあります。ただ、今回限り、私たちの会社に、手を出さないで下さい。私の言いたいことは、それだけです」


「おいっ、つららさんっ」

宗助、イライラMAXだよね。
でも、これでいいんだと思う。


「ありがと、宗助。私の分まで怒ってくれて」


「ね、早く帰ってシャワー浴びたい。甘えてるみたいで嫌だけど、宗助、連れて行ってくれる?」



宗助は、一瞬で顔を赤くしながら答えた。


「バカか、今なら何でも聞いてやる」



宗助、本当にありがとう。