恋風船



「美味しいね」


笑顔で言いながら俺に返す。


島田との間接キス。


やばい、嬉しすぎる。


「志穂ー行くよ?」


安井が島田のとこに来てくれたおかげで現実に戻ることが出来た。


「あ、うん」


島田はそのまま行ってしまった。


「だーいーき」


後ろから誰かに声をかけられた。