「島田~!」 応援団で鍛えられた発声をいかして俺の声は島田と安井のとこまで届いた。 島田はきょろきょろしながら恥ずかしそうに俺を見た。 ふと見ると周りが俺らに注目していた。 そのまま無視られたと思ってまた野郎共と一緒に戯れる。 「坂本くん!」 高い声が俺らの声より響いた。 見上げると少しを頬を赤く染めた島田がいた。