恋風船



「島田が?」


あいつ小さいから見えなくなってるだけかもしれない。


「どした?」


フランクフルトを買って美味そうに食う晴斗。


「志穂がいないの!」


「さっきまでいたじゃねーか」


と話す晴斗。


「今いなくなっちゃったんだってば!」


「大希探してこいよ。俺、安井といるし」


「え、あぁうん」


晴斗にはこういう時感謝だ。