憧れていた、あのカッコイイ人の隣だ

めっちゃ、嬉しいよ〜〜〜O(≧∇≦)o

てか、由美、嫌だって言ってわりには、ガリ勉と仲良くしてんじゃん。

じゃあ、うちも隣に喋りかけようかな?

でも、落ち着け!!私。

やっぱり、べたなのは、「お名前は、何ですか?」
だよね!!

よぉし!! 頑張るか♪


「あの〜〜。すいません。」


「………………………。」
「あの〜〜〜。 聞いてますか?」

「…………………。」


「えっと………。 そこの5列目の前から、5番目のカッコイイ人!!」


「………えっ? もしかして、俺?」

「そうです!! さっきから、何回も呼びましたよ。全然、聞いてないんだもん↓↓」


「ゴメン↓↓ 俺だと、思わなくてさ〜〜〜。
クスッ♪
てか、なんでカッコイイ人って言ったの?」


「えっ!! だって、カッコイイじゃん♪」

「そう??
てか、 初めての人にカッコイイって言ったり、俺だけに話かけると言う事は、もしかして俺に惚れた?(笑)」

「違います!! カッコイイって言ったのは、本当にカッコイイから!
話かけたのは、友達になりたいからです!!」

「そうだったの?
なんだ〜〜。 俺に惚れたかもって思ったのに、残念(笑)」


「冗談でしょ!!
ただ単に話かけただけなのに、惚れたかもって思うなんて、君自信過剰ですか(笑)」


「違います〜〜!!
ただ、そっちが思わせぶりな行動をしたからだ!
あと、俺は”君”じゃなくて、高原直人(タカハラナオト)だ!!覚えておけ♪」

「分かりました!! しょうがないから、覚えておくか(笑) あと、思わせぶりな行動はしてません!!てか、私の名前知りたい?」


「いや、知りたくない。なんて冗談だよ!!
なんて言うの?」


「しょうがないなぁ〜〜うちの名前を教えるのは、勿体ないけど、教えるか♪
私は、加原朋美だよ〜〜」