「どうしても来て欲しい所があるんだ…。」

とどこか寂しそうな悲しいような顔で私の目を見て言った。
私は、行きたい所も無かった。

それに何より…
翼の顔をあまりにも悲しそうな顔するから…

行かなきゃいけない。

と思った。

だから私は…

「うん…。私は、翼の行きたい所に行きたい。」

って言った。