しばらくして、成佳学院の駅で降りた。 ふぅー、と溜め息をつく。 さすがに少し疲れたな… 抱える碧い包みに視線を落とす。 もう少し、 もう少しで、青磁先生に会える。 そう思うと、自然と足が動いた。 茜さんに書いてもらった地図を頼りに、歩いていると、 ひらり ひら 地図の上に桜の花片。 顔を上げると、 「う、わぁ……」 思わず、声が零れた。