喉が、胸が苦しくて私はその場にうずくまってしまった。


「伽羅ちゃん!?どうしたの?大丈夫!?」


茜さんの心配する声が遠くで聞こえる。


自分の鼓動が大きく響く。


ドクンドクン、ドクンドクンー



 私は、そのまま、

 気を失った。