それから、毎日が忙しく過ぎて行って、桃矢と再会した合コンから6カ月が経っていた。

仕事が終わったあとに

『プルプルプル…』とあたしの携帯が鳴った。

「もしもし、みお!あたし由紀子だけど。」

「由紀子!!久しぶり。いきなりどうしたの?」

「桃矢から聞いてるでしょ、同窓会のこと。みおはもちろん出てくれるよね?」

「うん。みんなに会いたいし、出たいなぁとは思ってるよ。ところでいつするの?」

「来月の25日だよ。ちょっと急すぎる?みおは忙しいと思うし…」

「その日ならちょうど休みになってるし、大丈夫なはずだよ」

「ホントに?!よかったぁ。じゃあ、クラスの子はほぼ全員参加になるわ」

「楽しみにしてる。由紀子今度休みはいつ??久しぶりに会おうよ」

「明日休みだけど。」

「あたしも休み!じゃあ駅前のカフェで待ち合わせしよ。えっと…」

「いつも会うときは11時でしょ。笑 みおのことはちゃんとわかってるつもりだし。」

「じゃあその時間で。それじゃあ明日ね」