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「…明衣(メイ),起きなって。」



なぜか私は,酔い潰れた彼女を介抱する羽目に。



確か…慰めの会だったはずなんだけど。



   ブーブーブーブー…



【着信:来太】





「…嘘。」



嘘じゃない,分かり切った事実に驚きを隠せなくて。



ぽかんと震えが止まらない携帯を見つめていた。