スルメイカの異臭の中,軽く説教を受ける私って。



「潰れてる合間に復縁なんて!」


「…明衣,爆睡してたじゃん。」



小さな舌打ちが聞こえたと思ったら。



「酒とつまみ代はアンタ持ちね。」



可愛い顔して言動は素晴らしく残酷。



「そんな小さい女じゃあないよね,羽子?」



もちろん,そう答えた私に当然だと返す彼女はどこまでも女王様。