仕事も終わり、マンションに帰って来た俺は いつもは開けたりしないポストを開けてみる。 ―カチャ、カチャ、カチャ ロックを外す、金属音に 顔を歪めながら 中を覗く。 その中には、真っ白い綺麗な封筒が一つ。