忌わしいこの病気になってしまったのも、このときだった・・・。





俺は一人になった病室で声を張り上げ泣いていた。





それが俺の日課となっていった。





誰も見てないから安心して泣いていたんだろう。





毎日毎日、ドアの前で俺を見に来ていた人なんて・・・知るよしもなかった。