「ごめんねみんな~、手伝わせちゃって。」


咲が申し訳なさそうに言った。

「大丈夫だよ!咲ちゃん!俺、結構楽しい♪」

「ありがとう光也くん!!」

「いえいえ♪」

咲と光也くんは今日初対面のはずなのにもう仲良くなってる。


「あと15分くらいしたらあがっていいぞ!!」

咲のお父さんが焼きそばを作りながら言った。

咲のお父さんは私達の町で食堂を営んでいて、今日は屋台を出してて、私達はその手伝いだ。