Dear my friend
あの日、
君がここに来なければ、
あたしは、3年間
こんなに楽しくて
おかしくて、明るい毎日が、
過ごせなかったよ。
あの日、
君がここに来てくれたから
『仲間』として
『友達』として
『親友』として
幸せな毎日を過ごせたんだ。
君と出逢えたのは、
偶然という運命が重なったから。
一年としが違ったら
トロンボーンじゃなかったら
あたしの性格が違ったら
姫依(めい)が姫依じゃなかったら
こんなに楽しい日々は、
遅れなかったよ?
この本は、
  めいに送るたった1つの
   ちっぽけな物語。
   ねぇめい。
  ここから話すあたしの
   痕跡は、めいにとって
  +かもしれないし、
  -かもしれない。
  でもね大好きなめいだから
  知ってほしいんだ。
  1つ1つゆっくりでいいから
  聞いてくれるかな?
 暗い闇の扉のその先を、
  明るい幸せという名の
 光が差し込むまで。