第六学年修了生
新庄佳奈



「はい」




今日あたしは小学生からも、…貴裕からも、卒業します。





貴裕?
こんなあたしを少しの間だったけど、愛してくれてありがとう。





あたしのほうが愛してたかな!




だってそれは








初カレが先生だったからだよ。