佳奈side もうちょっとで家だ…。 「着いたぞ。ほんとはもっと近くまで送ってやりたいけど、…ひとりで帰れるな?」 「…帰りたくない、もっと…もっと貴裕と一緒に…「なにいってんだ。佳奈は小学生なんだぞ。遅くまで遊ばせるわけには行かない。」 「なんで…?なんでそうやって子ども扱いするの?グスッあたしは…あたしは貴裕ともっと一緒にいたかっただけなのに!!」 言い終わる前に車を飛び出して走り出していた。