「長南 貴裕です」


そう名乗ったおとこ。

「チョウナン タカヒロ先生…か」


顔は童顔で背も高くない、
先生とは思えない

それがあたしの第一印象だった。


まさかこの先生があたしの運命を変える人だなんて


思いもしなかった。