しゃぼんだまと道化 *28page*





男の子は、女の子と一緒にいつもボクと遊んでくれた。



「はい、あなた。ご飯ですよ」

「いただきます。ほらお前、赤ちゃんが泣いてるぞ」

「あらあら大変。赤ちゃーん、よしよし泣かないで」



ピンク色の花が

ひらひら、ヒラヒラ


優しい日々だった。




ボクは、大好きだった。


ボクごと可愛がってくれる男の子も

キラキラ笑う女の子も。


ふわふわしたこの景色さえ


大好きだった。