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ピンク色の花が舞い吹雪く、柔らかな季節。
女の子はもう、美しく成長していた。
笑顔を絶やすことなく、楽しそうだった。
ピンクの花が
ひらひら、ヒラヒラ。
女の子の頭に乗ったその時‥
「花びら、ついてるよ?」
低く通る、男の人の声。
「ありがとう」
女の子は、そのアメジストを弓形に細めてお礼を言った。
するとーー‥
「あ、もしかして‥」
「‥ん?ーー‥っあ!」
お互いに、さくらんぼ色に染めた頬。
女の子のカバンには、
きらきら、ユラユラ。
小瓶が綺麗に揺れている。
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