しゃぼんだまと道化 *28page*





パチン‥



幾日も、幾日も。

女の子は独りぼっちだった。


そんなある日の夜。

女の子が深い深い眠りについた頃ーー‥



「‥クラウン」



その名を呼んだ途端に、パァァと虹色が現れた。



「呼んだか?」

「やっぱり‥近くに居たんだね」



ボクは願う。

あの時と同じように、強く望んだ。


ーー‥すると、



「私に、人間をつくることは出来ない」



低く響く、その声。



「ただし、“近づける”ことは出来る」



何でも良い。

女の子の友達になりたい。


ボクは、強く、強く望んだ。




パチンッーー‥