しゃぼんだまと道化 *28page*





パチン‥




「お前の強き想い、聞き入れてやろうか」




狭くて暗い、匣の中。

見えた虹色に驚いた。




「契約を‥。そうすれば、お前の願いを3つだけ叶えてやろう」




低く響く声は、ボクに淡々と語りかける。




「ただし、条件がある」




輝く光と、弾ける音。




「3つ目の願いを叶えたその刹那





お前は……






ーーー‥私のモノだ」









一層低くなったその声に、少しだけ怯む。


……でも。



女の子と話せるなら。
慰めてあげられるなら。



ボクを、捧げよう。




「望め‥」




“声が欲しい”



ボクは

強く、強く願った。




「その強き想い、受け取った」




パチンッ