パチン‥
「お前の強き想い、聞き入れてやろうか」
狭くて暗い、匣の中。
見えた虹色に驚いた。
「契約を‥。そうすれば、お前の願いを3つだけ叶えてやろう」
低く響く声は、ボクに淡々と語りかける。
「ただし、条件がある」
輝く光と、弾ける音。
「3つ目の願いを叶えたその刹那
お前は……
ーーー‥私のモノだ」
一層低くなったその声に、少しだけ怯む。
……でも。
女の子と話せるなら。
慰めてあげられるなら。
ボクを、捧げよう。
「望め‥」
“声が欲しい”
ボクは
強く、強く願った。
「その強き想い、受け取った」
パチンッ

