そして、あの男の子にもらったしゃぼんだまを 膨らまさない日もなかった。 パチン、パチン‥ 吹いては弾けるしゃぼんだま。 相変わらず、女の子は膨らますのが上手じゃないね。 パチン‥パチン‥ 悲しく、小さな音を立てて弾けるしゃぼんだま。 その中に、ガーネット色が見えるたび 「‥っく、」 女の子は、そのアメジストから、大粒のダイヤモンドを零した。