「・・・・・・・まじでっ?」 ・・・・まじで?って? 「何が?」 不思議そうにこっちを見る慶太。 普通の事を言っただけなのに。 「皆、俺の夢を聞いたらすぐに笑うから。 "冗談だろ"みたいなさ! 妹ちゃんも笑うと思ったから予想外の反応でビックリした」 「あたしの反応が正当なの! 皆が予想外なんだよっ」 そうだよ。 だって人の夢を笑うなんて最低じゃんか。 「妹ちゃんって見た目と違うところがおもしろいよね」 「へ?」 「俺、妹ちゃんと今日話せてよかった。 妹ちゃんのいい所、もっと知れたし」