バナナオ・レ






慶太の隣にはとっても可愛くてオシャレな女の子が歩いていた。

彼女なのかな?

あたしと同じ学校かな?

でもあんな可愛い子、すぐにわかるハズだし。






チクチク。

ズキズキ。






心が傷ついてる。

なんでだろう。

先生の時はこんなんじゃなかった。


なんでだろ。

さっき、あたしは心の中で何回も言っていた。




心が苦しくなって。

チクチクして。

ズキズキして。




今は――――――――――――――――