見ると、凜が私の書類にクレヨンで落書きしてた。




「あ~ぁ…どうすんのよコレ」




消しゴムで消えっかな




「もう!ダメでしょ!凜!!月詠おばちゃんにごめんねは?」




その場合テメェもおばちゃんだぞ。畜生。




「つきよちゃん、めんね?」



「ん、平気②♪コレが神田ならぶっ潰すけどな♪」



「哀れ神田。」



「男女差別」




そこの親子るさい。




ん~…
でもどうすっかな




「あちゃー犯行現場の地図にまで……」




待って、




これって……!!




「月詠?」



「しぃ!私出掛けるから!!」



「え、ちょ、月詠!?」




車のエンジンを掛けて、走らせる。




PM11:56




犯行時間は分からないけど……




お願い!!
間に合って!!




そう思い、急いで車を走らせた。