「そこまでわかっちまったなら仕方ねェなぁ…」




石谷が私を睨む。




「テメェ等!このアマを消せ!!」




刹那ー‥




数人の男が襲いかかってきた。




ーゴスッ…!!




鈍い音がして、
冷たいアスファルトの床に倒れた。




「なっ…!!」




男が




「見かけ倒しね。」




一応、




夏梨名流派の1人娘だからね




護身術くらいは




って、言いたいけど私は今普通に溝にケリ入れただけ




我流よ、我流。




「おい!!」




何……




!!




一人の男が、五生工場長にナイフを突きつけていた。




「コイツがどうなってもいいのか?一歩でも動いたらコイツが痛い目みるぜ?」




どれどれ?




試しに一歩。




とか流石にしないよ。




神田ならともかく。神田ならむしろ全然OKー♪バッチグ☆




早く殺っちゃってー♪♪




って全力で後押しするのに!!




あぁ!悔しい!!




でも、
殺させられない。




こんな奴らに、
1人の命も失わせない。




「どうすればいいの?」



「来い。」